2024.11.08
The Roots ~学生時代の経験~ VOL.6 コンサルタント職 Y・Iさん
内定者の方がなぜ組織開発・人材育成を仕事にしようと決めたのか。
その背景となるエピソードをご紹介するシリーズ第6弾。
人によって背景となる経験はさまざま。
選考にお進みいただく方には
必ずお話しいただく内容になるので、書き方などを参考にしてみてください。
2025年新卒 コンサルタント職 内定者Y・Iさん
出身学部 経営学部経営学科/ ブライダルスタッフとして200名のアルバイトリーダーを経験、また高校時代にはバレーボール部でキャプテンを任される
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目次
Situation(状況)
高校の部活動で女子バレーボール部に所属し、先輩が引退してキャプテンを勤めることになる。中学3年生の終わりからスターティングメンバーとしてプレーし、それまでは地区大会で入賞、県大会出場という成績であった。試合に出ている先輩が少なく、引退をしてもチームとしての戦力は変化がなかった。他の高校が3年生の引退で不安定なチーム作りをしている中、個々の能力が高い私たちのチームでは強豪校を倒して私学の全国大会出場を目標にしていた。夏の東海大会予選では3年生が残るチームがある中で勝ち残り、東海大会出場を決めた。
Task(課題)
この組織の課題は、県大会レベルのチームが強豪校にどのように立ち向かうかであった。強豪校は寮生活をし、朝から夜までバレーボールに励み、チーム力を身につけていた。しかし私たちは進学校であり、練習時間は限られ、試験勉強も両立しなければならなった。また、個々の能力は強豪校と同等、もしくは勝るメンバーがいたものの、試合経験からくる心の強さが足りないと感じていた。実際に勝つためにはどうすれば良いか考えた際、バレーボールに対する環境が自分たちとは全く異なることがわかった。
Action(行動)
私たちのチームは楽しむバレーを追求した。強豪校との練習量や心の強さの差を埋めるためには、部活動でありがちなやらされるバレーではなく、個々が自主的に楽しんでバレーすることが1番良いことだと考えた。キャプテンである私は監督と相談し、楽しむバレーをするために指導は最小限にすることを提案し、能力UPのためのメニューを増やした。また、個々の能力を最大限に伸ばすため、それぞれのメンバーが1番輝けるような戦略やプレーを提案し、心が弱いメンバーには積極的に声をかけ、いつも通りのプレーができるようにサポートした。
Results(結果)
監督と指導方針を変え、楽しむバレーを実現させることでそれぞれが最大限の力を発揮し、東海大会では8チーム出場権がある中で強豪校に勝利し3位という成績で全国大会出場を決めた。楽しむバレーを意識するうちに、個々の能力だけでなく、それぞれが楽しめるように周りにアプローチするようになり、監督や私だけでなくチーム全体に意識が広まった。東海大会の試合を観戦していた強豪校の先生が、 「俺たちみたいな昔からあるチームはこういう本気でスポーツを楽しんでいる新しいチームが1番怖いんだよ」と仰っていて、自分が信じて務めてきたことは間違っていなかったと感じた。
採用担当M・Kからのコメント
・ 自分たちにあった方法で、個々の力を伸ばし、組織の力を最大限に引き出した経験だと思いました!
・聞いていくたびにY・Iさんのバレーに対する熱意やチームへの貢献心が感じられました。
・相手の気持ちを読み取りながら、周りを巻き込み行動を起こせるY・Iさんの強みをぜひ今後もALL DIFFERENTで活かしていってくださいね!
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
Y・Iさんのエピソードはいかがでしたでしょうか。
ぜひ今度はあなたの経験も聞かせてください!おまちしています。